下に貼った画像は、「ボールを打つパワー」と「打った球がちゃんと入る精度」を、
初心者から中上級者までの傾向を書いたものです。
これで何を言いたいかと言いますと、
要するに、「パワーを上げると、精度が落ちる。」ということです。
その精度の落ち方が人によって違うワケで。

上手い人は9割のチカラで打とうとも精度が落ちないわけです。
最終的には全部10割(フルショット)で最高の精度を保てる人もいるでしょう。
そんな人は手が出ないと思います。
もう一つ言いたいことがあります。
例えば、グラフの中で「初心者」と「初・中級者」の2本の線を
それぞれ「朝イチ」「練習後」としてもいいと思います。
朝イチは調子が悪いため、朝イチから10割で打つと精度が極めて悪い。
しかし練習をして体を温ためテニスに慣れると精度が上がってくる。
という状況です。練習後、「上級」までの精度が戻ることがあれば、
「中級」程度の精度しか戻ってこない日があるでしょう。
これがいわゆる、「調子」というやつだと考えています。
それで、何が言いたいかというと、
下に書くプランで球を打っていくと、精度が高いまま球が打てます。
私はこのプランを、試合で使います。
朝イチは40%くらいで様子見。100%の精度。
球を打つにつれて50%のチカラで球を打つ。なんとか90〜100%くらいか。
だんだん60%に上げていく。ならたまに精度が低くてミスすることもあります。
ならまだパワーを上げてはいけないわけで、60%で様子見です。
試合が進んでいって体が温まってくると70%で打ってみます。
この調子でパワーを高めていって、その日、どのくらいのパワーで
どのくらいの精度が維持できるか。と調べます。
(今日の自分の調子を調べます)
なぜだんだん高めていくのか。最初から100%で試して
90%、80%って落とした方が自分の調子を調べるのが
早いのでは?と思うかも知れませんが、それをやると、ミスが先行するため、
試合自体が劣勢となります。
自分の調子を調べきるまでに試合をある程度にスコアにしておきたいからです。
最高の調子だと、100%のパワーで100%の精度のボールが
打てます。ただこんな日はほとんど無いと思います。
80〜90%のパワーで打つと、有利に試合を進められます。
調子が最悪で50%のパワーじゃないと玉がちゃんと入らない。
という場合、そのような戦い方があります。
戦術を切り替えて試合に勝てるようにします。
50%のパワーに押さえないと玉が入らない場合、どのような
プレイスタイルがあるかは、また別の日に小出しで行きます。
以上のように、自分の調子により試合のやり方を変えるわけです。
テニスは、自分との勝負です。
勝敗自体は相手と自分の関係で決まりますが、
自分に負けると相手に勝てるハズがないのです。
まずは自分との勝負から全てが始まります。